前半はスコアレスだが一進一退の攻防で好ゲーム。水を差したのは主審の判定で、後半早々に東京の長谷川が2枚目のイエローで退場となり力関係がアンバランスになった。隣の席の見ず知らずの東京サポーターの肩を叩き慰め半分に、「どちらに有利になるかどうかは別として、このレフリーだと、必ずこうなるんだ」と云うと相手も納得顔だ。
俄然川崎が攻勢に出るが、前節、浦和側に二人の退場者が出たにもかかわらず得点出来なかった事もあり、かえってプレッシャーになったのかも知れない。相手側GK権田のファインセーブもあったが、筆者の目には、全体的には力んで攻め急いでいるようにみえた。ペナルティ・エリア付近にFWを3枚並べ早目にクロスを入れても、中央を固めた相手BK陣に簡単に弾き返されるシーンが目立った。高さのある小松を投入してのパワープレーも全く機能しなかった。
右サイドの実藤に回しても前で開く選手がいないので孤立し、ゴールライン近くまで持ち込めない。一度だへ憲剛が前で受け、深い位置から折り返したチャンスも実らなかった。このようなプレーを繰り返せばよいのにと思ったが、連動した動きはあまりみられなかった。
攻め疲れたところで、終盤にミスが出てコーナー・キックを与えてしまい、それを森重に頭で合わされ決勝点を献上しThe Endだ。隣の東京サポーターは感極まって泣いていた。それほど東京側には辛い時間帯が続いたのだろう。
それぞれ違う席で観戦していたサポーター仲間が、試合終了後集ったところでの第一声は、「笑っちゃうね。笑うしかないよ」だ。続いて、「浦和戦は相手が二人少ないのに点取れないで同点なんだから、一人少ない相手の場合は負けるってことだ」と自虐ネタを飛ばすしかなかった。
相馬監督には現状を冷静に認識して貰いたい。上から目線ではなく、失礼ながら弱者の戦略を絵に描いたような無名軍団鳥栖のサッカーを見習う位の謙虚な姿勢が求められる。
第3節のC大阪戦はTV観戦だったが、五輪代表トリオの清武、山口、扇原と途中出場の柿谷等の若さに圧倒された感じだ。失点場面はCBのジェシが引っ張り出されたのが敗因だが、何であそこまで出なければいけないのか、疑問が残る。
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