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2010年08月18日
川崎:広島戦観戦記 2010.08.15
旧盆、終戦記念日の一戦、しかも酷暑の中、この試合から中2日での3連戦が組まれており、Jの運営には疑問ありだが、つべこべ言っている場合ではない。前日に名古屋が浦和を下し首位に立ち、2試合分の勝ち点差で喰らいついて行くためには落とせない試合だ。
謹慎明けの森が宏樹に代わって右SBの先発で起用され、練習を休んだレナチーニョがベンチからも外れた。起用法に対し言い分はあるのだろうが、ぶーたれている場合ではない。チームとして厳しく対処するのは当然の行為だ。その他は前節と変わらないオーダーだ。キックオフ後、暫くして気づいたのだが、ここ数試合で感じていたストレスがなくなっていた。宏樹の場合は、右サンドへの展開時に予想される動きとは異なるプレーが多く、前への突進もみられず違和感が生じ、それがストレスとなっていたが、森の場合は位置取りも予想通りの高さを保ち、前への姿勢も明らかで心地よさを与えてくれた。前半は黒津が絶好のチャンスに外し無得点に終わったが(黒津のシュートは依然としてストレス要因だ)、後半9分、右サイドの攻防からヴィトールが大きく左へ振り、田坂が2、3歩内に切れ込んで、ペナルティ・エリアの外から右隅に鮮やかに先制点を決めてくれた。リプレイでみると、ポストの外側から大きくカーブして入ったシュートで、W杯における遠藤のシュートを彷彿させる見事なシュートであった。失礼ながら、練習でも滅多に見られないシュートではないだろうか。田坂の動きを視野広くみてフィードしたヴィトールのプレーも含めチームでもぎ取った得点であるが、右サイドが活性化しているから、左も楽になったと云う意味では森効果でもある、と同行者が解説してくれた。1点では何が起こるか分からないので、追加点が欲しいところだが、20分過ぎに憲剛が左サイドで抜け出し、右から詰めていたヴィトールに懇切丁寧なパスを送り、ヴィトールが確実に頭でゴール・ライン上に叩きつけ追加点をゲットした。広島に1発、フリーから打たれた他は危なげなく、終盤のどたばた劇もなく久々に快勝の美酒に酔った。
新丸子での戦評会は盛り上がり、まさに美酒に酔い、終電に乗り遅れ、最後はタクシーのお世話になったが、心地よい酔いであった。
投稿者 北爪 正路 : 2010年08月18日 15:21