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2010年06月17日
W杯一次リーグ カメルーン戦TV観戦記 2010.06.14
やーよかった、よかった。日本代表の久々の勝利がW杯本番で観られるとは、サポーター冥利に尽きる。「期待されないのが最大の期待」と思って期待していただけの事があった。この日は親父バンドの練習日で、いつもは終了後の反省会でしこたま飲む事になるが、今回だけは早々に切り上げ応援した事により願いが通じたのかも知れない。
勝利の美酒の前に、この試合を一言で表現すれば、岡田監督が理想とするサッカー・スタイルから現実路線への仕様変更がぎりぎり間に合った、と云う事ではなかろうか。本ブログで再三提起していた事がようやく通じたかと思うと嬉しくなった。
長らく試行してきた、FW陣がスピードを生かし相手DFの裏を取る攻撃や両SBを起点にサイドから抉る「ボールも人も動くサッカー」とは大分様相が異なるが、強豪相手では両サイド・バックは簡単に上れない事を、テストマッチで悟ったのだと思う。長友に攻撃参加を控えさせ、エトーの密着マークに専念させ殆ど仕事をさせなかった事は、作戦面で大成功であった。相手のエースを封じる事はこれからの戦いでも有効であろう。
先発メンバーは直前のジンバブエ戦で初めて試みた布陣と全く同じであった。攻撃陣は本田をトップに起用し、左右に大久保、松井を配し、個の力により突破を図る型。この型ならトップは森本と思っていただけに本田の起用は意外な気がしたが、見事嵌った。
岡田監督も本田も勝負運を持っているのかも知れない。得点に至る本田のトラップもミスのように見えたが、右足に当った後に左足の前にうまく止った。運も実力のうちだろう。逆にあの場面で外していたらドイツ大会における柳沢の二の舞で大ブーイングを浴びたであろう。天国と地獄は紙一重だ。05.25付けの本ブログで、「本田も口ほどではなかった」と書いたが、素直にお詫びしたいと思う。
残り20分やLast 5 Minutesを耐え凌いだことで、日本代表の「魔の時間帯」の呪縛から解放される事を期待したい。
(開幕早々の話題から)
不規則バウンドによる失点
大会用ボールの特質と気圧の影響(高地)によるボールの伸びがGKを悩ませているが、不規則バウンドによるGKの受難(?)が2件あった。受難の主はイングランドのグリーン(シュートは米国のデンプシー)とアルジェリアのセティフ(シュートはスロベニアのコレン)で、イングランドはこの失点で米国と1:1の引き分け、アルジェリアはスロベニアにW杯の初勝利をプレゼントした。(0:1)
ハンドの反則
アルジェリアのFWゲゼルは途中交代で入ったが2枚目のイエローで退場。その後に上記不規則バウンドのシュートを見舞われた。セルビアのDFクズマノビッチはガーナにPK献上し、今大会アフリカ勢に初勝利をプレゼントした。
投稿者 北爪 正路 : 2010年06月17日 10:22