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2010年05月25日
キリンチャレンジカップ 日本:韓国戦TV観戦記 2010.05.24
2月14日のアジア選手権で1:3と敗退した後、、リベンジを期してW杯壮行試合の相手にあえて韓国を相手に選んだはずだ。犬飼会長をはじめ関係者は、「5月24日をみて下さい」と自信満々のはずだったが、みての通り0:2の惨敗、それも得点差以上の実力差をみせつけられた。とにかく韓国チームの寄せが早く、前を向かせて貰えなかった。その上、韓国BK陣が両翼に張って守り、日本のサイド攻撃を封じる作戦にも対応できなかった。このあたりは予測し対策を講じられなかったのだろうか。
岡田監督が進退伺いを出したとの報道もあり、我が日本軍はこの場に及んで完全に浮足立ってしまった。スポーツ紙をはじめとするメディアはこぞってブーイングの嵐だが、今更どうにもならないだろう。もっと早く問題点を指摘すべきだったのではないか。
W杯で4位を目指すと云った岡田監督の理想そのものは非難されるべきではないが、理想と現実のギャップが余りにも大きい事を思い知らされた一戦であった。筆者が何回も指摘した通り、両サイドバックの内田、永友命の組立てはアジア予選レベルでは面白いように通用したが、世界レベルでは両SBはそう簡単には攻撃参加できない事を岡田監督もようやく納得したのではないだろうか。
俊輔は明らかに体調不十分であった。或いは体調万全でも当りの強い相手には通用しないのではないだろうか。直前のJリーグの浦和戦でも機能していなかった。横浜の木村監督ですら、「今の俊輔では活躍できないだろう」と発言していた位だ。名前だけで使うのは考え物だ。同じく本田圭佑も口ほどの選手ではないとお見受けした。マスコミの煽りが先行しているように思われてならない。
イングランド、コートジボワアール戦を含めて本番まで僅かの期間であるが、開き直って立て直して貰いたいものだ。お勧めの布陣は、
GK:楢崎
SB:駒野、長友、CB:闘莉王、中沢
ボランチ:阿部、長谷部
攻撃的MF:中村憲剛、大久保
2トップ:森本、岡崎
2010年05月07日
浦和:名古屋戦他TV観戦記 2010.05.05
浦和:名古屋戦(2:1)
名古屋はケネディの一発で先制したが、闘莉王、金崎、マギヌンの主力が欠場では後が続かない。おまけに玉田も負傷退場となっては、攻めの型はケネディの高さに合わせるだけとなってしまった。浦和サイドとしてはケネディに有効なボールを出させなければよいので、守備しやすかったのではなかろうか。阿部、細貝両ボランチの出来がよく寄せが早かったかったので、後半は完全に浦和ペースの流れとなった。全体にスペースに走り込んでボールを貰うところが目立った。名古屋も前半は左に開いた三都主を起点にした攻撃が機能していたが、後半になって三都主も封じられてしまった。終盤に交代させられたのは当然か。
ケネディの一発は見事であったが、サッカーは11人でやるものだ、とあらためて実感した。ケネディとは身長差が大分ある浦和BK山田にはご苦労様と云いたい。
田中達也が頭部打撲で自ら退場をアッピールしたが、浦和側の措置は迅速性を欠いていたように思われる。一言付け加えておきたい。
新潟:横浜戦(2:1)
この試合もホーム・チームの逆転勝ちであった。新潟は大分調子を上げてきたようだ。特に両外国人の動きがよかった。横浜は俊輔の出来が今一だったようにみえた。
その他
清水は岡崎が貰った2PKが効いて4:2と2点差を跳ね返したが、両方とも国際試合ではファールをとって貰えないだろう。あそこは倒れずに踏ん張って決める位でないとW杯では通用しないだろう。前夜に観たブラックバーン:アーセナル戦では激しいぶつかり合いで倒れても簡単にはファールをとらなかっただけに余計にそのように感じた。
ついでながら、NHK-BSで解説した小野剛氏の話は分かりやすく説得力があった。曰く、「ブラックバーンがアーセナルに勝つにはどうすべきか。高さを生かしセット・プレーで勝負する。セットプレーに持ち込むためには遡って何をすべきか。シンプルにトップに合わせこぼれ球を拾いFKを貰う。これが徹底してアーセナルの試合をさせなかった」名解説だ。他局にも是非小野氏のような解説者を起用して貰いたいものだ。
最後に20分で3発、楠神のハットトリックに乾杯!
2010年05月03日
川崎:湘南戦観戦記 2010.05.01
一週間前は冬支度だったのに、この日は真夏のような暑さだ。4時になるというのに、直射日光が容赦なくバックッスタンドを襲う。「日本には冬と夏しかないのか!」と叫びたくなった。
28日(水)に行われたACLのアウェイ戦は北京国安にあえなく敗退し、1次リーグ突破はならなかった。その上に黒津、レナチーニョが負傷し、踏んだり蹴ったりだが、ここはプラス思考で行くしかない。リーグ戦に集中できる事や楠神、登里等の若手に出場機会が増える事を歓迎したい。
湘南戦と云えば、J2時代の最後の年(2004年)の秋に平塚競技場の招待席で観戦して以来だ。ハーフタイムに立食パーティの「御もてなし」があった事や、湘南サポーターの強烈な野次に触発されてサッカー観戦・応援の新たな楽しみ方を見出した事を思い出した。
スポーツ紙の記事では楠神の先発が示唆されていたが、実際は黒津とレナの先発で少々がっかりした。テセは出場停止、稲本は負傷欠場だが、憲剛が戻ったので、相手が湘南と云う事もあり(失礼)何とか戦える陣容だ。
試合は一進一退の展開で進む。川崎はチャンスを作るもシュートがミートしなかったり、浮いてしまったりして決めきれない。守っては相変わらず裏を狙われあたふたしたり、下がり気味になればミドルを放たれたりしてペースを掴めない。
そんな中、25分過ぎに高い位置でボールを奪われ、臼井からクロスが入り、阿部に鮮やかなボレー・シュートを決められ先制を許してしまった。練習でも滅多に決まらないと思われるような見事なシュートであった。
川崎の反撃は左サイドの崩しから。ヴィトールが二人をかわし深く入り込み、低いクロスがゴール前を通過したところに、レナチーニョがぎりぎりで合せて同点に追いついた。レナはそれまで何本かふかしてしたが、さすがに決めるところは決める。
ところが1分後に、ゴール前に抜け出た相手FWを倒しPKを献上し、再びリードを許してしてしまった。微妙な判定ではあったが、同点に追いついた事で一瞬集中力が途切れたようにみえた。後追いになり、印象もよくなかったのであろう。リードされたままで、前半終了。
実力や勢いに優るにもかかわらず、思いがけないファイン・シュートで先制されると調子が狂い、負けパターンにはまる事が多いので心配だ。「こういう試合を逆転出来なきゃ、優勝できないな」と同行者と話す。
後半15分に元気のない谷口に代って楠神を投入し、攻勢をかけると、直後に小宮山が大きく抜け出したところを臼井に足を引っ掛けられ、このプレーで臼井は一発退場と云う思いがけない展開となった。
その後も川崎の攻勢が続き、ついに後半の半ばに、ゴール前の混戦からまたもレナチーニョが同点弾を決めた。勝ち越し弾は小宮山だ。こぼれ球に突っ込み、そのままのスピードで相手BK陣を2、3人かわして強烈なシュートを叩きこんだ。湘南も反撃に出て、FKなどでひやりとする場面もあった。何が起こるか分からないので、もう1点欲しいと思っていたところ、終了間際に登里が深く切り込んで返したボールにトップスピードで上がって行った憲剛がペナルティ・エリア内で1トラップして楽々駄目押しのゴールを決めた。小宮山も憲剛も今季初ゴールであるが、スピード豊かな上がりで、相手マークはついて行けてなかった。この得点パターンを今後も見せて貰いたいものだ。
得点結果は4:2で楽勝であるが、経過は苦戦そのものであった。相手側の一発退場に救われた面もある。横浜や浦和と違って湘南はチーム力が劣るので逆転できたとも云えよう。