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2010年03月29日
川崎:清水戦観戦記 2010.03.27
稲本、小野の出戻り組の対決でマスコミは賑わっているが、川崎にとっては次節の東京戦も含め正念場だ。清水のヨンセン、岡崎のコンビはバランスが取れていて攻撃力は強烈だ。2点は覚悟しなければならないだろう。それに対して川崎は今の攻撃陣で3点獲れるかどうか。
ところが清水の先発メンバーをみるとヨンセンはサブで拍子抜けだ。川崎はCBに寺田が復帰し井川とコンビを組んだ以外は前節と同じ顔ぶれだ。
開始早々、清水の攻勢でひやりとした場面が続くも、川島の好セーブや相手側のシュート・ミスで何とか前半を凌ぎ切る。川崎の攻撃はメルボルン相手のようには行かない。それでも後半10分頃に川崎の時間帯が来たが、空回りに終わる。終了間際、川崎のカウンター攻撃から黒津が絶好のシュート・チャンスを得たが、サイドに外しがっかりする暇もなく、逆に清水がゴール前でシュート・チャンス。肝を冷やされたが、これも左に外れ事なきを得たところでゲーム・セット。試合内容からみて、引き分けなら上出来と云ったところだろう。後半、木村、楠神、登里が投入されたが、一人づつでよいから先発で使って欲しいものだ。レナチーニョは持ちすぎで、2,3人をかわすまではよいが、その後は必ずブロックされている。レナチーニョをスーパー・サブで使うのも面白いかも知れない。
2010年03月24日
ACL 川崎:メルボルン・ビクトリー観戦記 2010.03.23
いきなり連敗したACL予選の3試合目で、是が非でも勝ち点3が欲しいところだが、欠場者も多い状態では無理せず、思い切り若手を投入して経験を積ませるのも悪くはない。ところが、スターティング・ラインアップはセンター・バックに井川が起用されただけで、他は横浜戦と同じだ。
明らかに相手のスキルが劣る。パスミスも多く、簡単にマイボールに出来る。3分にレナチーニョが軽く右サイドを突破し、ニアに走りこんだテセにスルー・パス。これをテセが決めて早々と先制した。何とも楽な得点経過だ。黒津の2点目はバック・ヘッドで合わせたもので、レナチーニョの3点目は個人技を楽しむような得点であった。
サッカーは何が起こるかわからない、とは良く言ったものだ。この展開で、悠々とやっていれば良いものを、前半も終わりに近づいた頃、テセが挑発に乗って蹴りを入れ一発退場となってしまった。倒されたところを友好的に見せ掛け無理に引っ張り上げようとした相手も悪いが、テセの状況判断も悪いといわざるを得ない。試合は終了間際に追加点を入れ大勝したが、「快勝」とはほど遠い結果となった。長いシーズンを戦って行く上では、メンタル面の安定や、ずる賢い試合運びの会得などまだまだ課題が山積みである。前の横浜戦の例で云えば、相手が「遊んでやれ」と云う態度できたら、「よーし遊ばせてやろう、その代わり御代はたっぷり頂くよ」と対応する位の余裕が欲しいものだ。
2010年03月22日
川崎:横浜戦観戦記 2010.03.20
前節のアウェイ戦で強敵名古屋に勝った後の一戦だけに期待は大きかったが、結果は大敗であった。アウェイの横浜戦はいつも苦戦を強いられているが、ジュニーニョや憲剛などが不在の状態で、気合いが空回りし、逆に相手の作戦が噛み合った時の力関係はこんなものかも知れない。昨年のアウェイの大分戦を思い出した。力が接近した今年のJ1では相手が横浜でなく下位チームでも同じ結果に終わったかも知れない。
展開上は、マスコミに恰好の「見出し」を提供してしまった俊輔の先制点よりも、山瀬に簡単に裏を取られて決められた2失点目が痛かったように思う。この場面は薗田の若さが出たのかも知れないし、或いは一人抜かれた時のカバーの薄さが問題かも知れないが、この失点で完全に調子狂ってしまったようだ。山瀬は川崎フロンターレ戦に自信を持っているようだ。
噛み合わない時は何をやってもちぐはぐさが目立つ。当りに行けば、早めにパスを出され簡単にかわされるし、逆に川崎が球を持てば早めにプレスを掛けられ有効なパスが出せない。理想を云えば試合の中で修正出来ればよいのだが、今の力では無理であろう。
悔し紛れに云うわけではないが、先制点となった俊輔のミドルも1年に1本出るかどうかのシュートだと思う。何もこの試合で出さずにW杯で出してくれ、と云いたくなる。(ついでに云えば、昨年のナビスコ杯決勝戦でのFC東京米本のミドルは彼のJ1生活の中で1本出るかどうかのシュートだと思う)
あえて云えば、日本代表の川島にはパンチングで凌いで貰いたかった。
2010年03月14日
川崎:名古屋戦TV観戦記 2010.03.13
勝ったから云える事だが、いい試合だった。名古屋の強力3トップを抑えるのは至難の業だ。2,3点は覚悟しなければいけないと思っていたが、少ない方の2点に抑えたのは大きい。川崎の勝ちパターンである、「3点獲って負けたら仕方がない」の結果になったが、ジュニーニョ、憲剛、寺田が欠場し、菊池、稲本も途中退場した中での勝利はサポーター冥利に尽きる。
稲本を起点にして、フォーメーションをコンパクトに編成し、高い位置からボールを奪い速攻を仕掛ける作戦が機能していた。高畠監督の指令か、選手たち自身の判断かは定かではないが、早い時間帯に稲本、谷口の2ボランチにしたのも良かった。稲本の1ボランチでは体力的な負担も大きいし、攻撃参加の機会も失ってしまうので、谷口との2ボランチは大賛成だ。お互いにバランスを取って適宜上がれば、局面に応じては1ボランチの形になる。Jリーグ屈指のボランチ・コンビが誕生しそうだ。
川島のスーパー・セーブも見事であった。特に同点に追い付かれる前の、ケネディのフリーからのヘディング弾を止めたのは大きかった。テセの決勝ゴールも見事であったが、この試合の殊勲者は川島の方だろう。楢崎、川島の日本代表GKが激突したが、この試合では完全に川島に軍配が上がった。
反省点を上げれば、やはり後半波状攻撃にさらされた事だろう。波状攻撃をすり抜ける術を身につけるべきだ。その意味では川島がキープしたボールを、トリッキーなゴールを狙って相手陣内に大きく蹴って、プレゼントしたプレーは頂けない。悪いプレーではないが、味方の時間帯を作る上では、確実にシュートを狙えるか、CKを奪える局面でない時は固く行くべきであろう。逃げ切り局面で、敵陣の両コーナーに持ち込んでのプレーが殆どなかったのは反省点の一つであろう。優勝するためには、毎回3点獲って勝つ試合ばかりではなく、1点獲って勝つ、「鹿島型」の試合運びも必要だ。
俊輔が復帰して攻撃力の増した横浜戦、名古屋と並び強力3トップの清水戦と強豪相手の連戦が続くが、代役で出た薗田や横山も使えるメドが立ったので、序盤戦を勝ち抜いて貰いたいものだ。
2010年03月12日
ACL 川崎:北京国安戦観戦記 2010.03.09
6日のリーグ開幕戦は所用で行かれなかったので、今シーズン初観戦である。天皇杯や高校選手権決勝、スーパーカップ等もTV観戦したものの、自分のチームでないとどうにも気合いが入らず、観戦記も怠ってしまった。天皇杯はG大阪の遠藤の技が光った試合であった。高校選手権決勝はサッカーの女神が山梨学院大付属にほほ笑んだ試合と云えよう。青森山田の敗因をあえて云えば、準決勝戦で2点リードにもかかわらず終了間際に追い付かれた事で、選手に少々立ち上がり抑えようとの気持ちがあった事かも知れない。スーパーカップでは、G大阪には辛い微妙なPK判定が印象に残っている。
本題であるが、天候も試合内容も誠にお寒い限りであった。1:3の完敗(惨敗)の結果もさることながら、出足、球際の争いで完全に負けていた。テセも全くいいところなしで、前線へのボールが殆どキープ出来ていなかった。失点の場面はいずれも守備陣の乱れで穴があいたもの。こうも簡単に失点するものか、とあきれてしまった。終了間際に登里、木村を投入したが時すでに遅しの感がある。数分では若い二人も働きようがないではないか。相棒からは、思い切って先発で使ったらどうか、の意見も出された。