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2009年11月25日

川崎:大分戦TV観戦記 2009.11.22

前日に鹿島が勝ち、勝ち点差2の暫定首位に立った。G大阪も勝ち、勝ち点差1と迫ってきた。言うまでもなく、首位キープのためには負けられない試合だ。アウェイでの大分戦は苦手にしており、未だ勝利がない。大分の降格が決まっただけに、今年は初勝利のチャンスだと思っていたが、とんでもない結末が待っていた。
4バックが定着してきたとか、家長がボランチに起用されたとか、予想外の事もあったと思うが、大分の溌剌としたプレーの前に、川崎の元気のなさ、硬さが目立つ試合であった。昨年の10月初めのホームでの大分戦のポスターを思い出した。その時のキャッチコピーは「最強攻撃vs最強守備」であるが、画面上に展開される大分の守備の堅さは、昨年の姿を彷彿させるものであった。大分の素早い出足と数的有利の状態の前に、川崎の攻撃の芽は殆ど摘まれて行った。動き負けの完敗である。前節まで首位にいたチームと降格チームが逆ではないか、との錯覚さへ覚えさせられた。 
試合の流れからは、大分の猛攻を川島などの堅守で凌いでいただけに、どこかで反転の機会が訪れると思っていた。ところが逆に後半15分に井川に代えて攻撃型の森を投入した直後に失点してしまった。森が上がろうとしたところにプレスを掛けられ、ごちゃついた後、森が置き去りにされ、金崎と菊地の1:1の局面となり、菊地があっさりかわされゴールライン近くまで持ち込まれた上に、走りこんだフェルナンジーニョへ初歩的なシュート練習の時のようなボールを返され、簡単に決められてしまった。森は孤立していたし、菊地は足の先を出しただけで、その後の他のBK陣のフォローもないといった状態であった。
結果論ではあるが、大分の動き回るサッカーを予想し、故障上がりで万全とはみえなかった憲剛の先発は我慢し、生きのよい若手を起用した方がよかったのではないか、と思う。「ここ一番の試合で硬くなる」、「アウェイの新潟、大分戦に勝てない」の弱点を早く克服して貰いたいものだ。
幸いなことに鹿島はG大阪戦と浦和戦を残し、星の潰し合いも期待できる。残り2試合は挑戦者の気持ちで立ち向かって貰いたいものだ。

投稿者 北爪 正路 : 12:52 | コメント (0)

2009年11月16日

天皇杯4回戦・川崎:横浜戦観戦記 2009.11.15

横浜はCB中澤、川崎はGK川島が代表入りで不在、更に川崎は憲剛が負傷欠場(代表に選ばれていたので負傷していなくても不在)、森が出場停止でチーム力は互角で、コンディションも川崎が千葉戦の勝利で精神的な痛手から立ち直ったので、ほぼ互角とみた。
川崎GKは杉山、右SBは井川、攻撃的MFに田坂が起用された他は不動のオーダーだ。横浜は山瀬がスーパー・サブで試合開始。予想どうり互角の展開で、横浜は坂田が川崎BK陣の裏をつく作戦だ。先制点は川崎が奪った。32分に田坂のCKを伊藤が触り、ファーサイドの混戦からジュニーニョが押し込んだものだが、アウェイのゴール裏の席からは何が何だか分らない状態だ。その5分後に今度は横浜がCKからチャンスを掴み、ゴール前の混戦から連続シュートを打たれるも、何とか凌いだ。結果的にはこの試合の山場だったと思う。
後半出だしは横浜の時間帯で、一旦は収まったかと思った矢先に、山瀬のドリブルからの個人技で同点に追いつかれてしまった。前半途中に坂田にトラブルがあったようで、交代で入った山瀬に決められるとは皮肉なものだが、山瀬を止められない守備にはがっかりさせられた。まさか引き分けではないだろうな、と思った85分、テセに代って入った矢島が豪快にミドルを決め競り勝った。矢島としては、川崎に来て初めての仕事らしい仕事ではなかろうか。勝負とは関係なかったが、谷口に代り入った木村のプレイには可能性を感じた。もっと見てみたい選手だ。

投稿者 北爪 正路 : 22:00 | コメント (0)

2009年11月13日

川崎:千葉戦観戦記 2009.11.08

ナビスコ杯決勝戦終了後、国立競技場からすぐに退散したので、後で知ったのだが(残っていても気づきはしなかったであろう)、表彰式でのフロンターレ選手達の「非紳士的行為」に非難が集中したようだ。ところが、現場にいた観客が気づいて騒いだ様子もなかったし、メディア自身から非難の記事が発せられた形跡もないようだ。実のところは、協会幹部が激怒した、とメディアが報じたため騒ぎが広がったのであろう。選手達の行為はほめられたものではないが、フェアプレイ精神やスポーツマンシップ、ましてや紳士的態度などと云うものはあいまいなところが多いので注意が必要だ。ニンニク注射事件やベストメンバー規約への抵触、鹿島戦途中中止への異議など何かと厄介な話が多いフロンターレにガツンと一発かましてやろうとの協会幹部の意図が働いていたのではないか、と疑いたくもなる。
川崎のフロントや選手達が立場上、詫びを入れるのは止むを得ぬこととは思うが、こんなことで挫けたら、それこそ協会側の思う壺だ。むしろプラス思考で、この機会に心一つにまとまれば良い。本音と建前の使い分けが出きる大人のチームになって貰いたいものだ。と云うことで本来は楽な戦いであるはずの、降格目前のチームとの対戦が俄然注目の一戦となってしまった。
開始直後から川崎の動きはやはり固いようだ。押してはいるが決定打が出ない、負け試合のパターンで、逆にちょっとした綻びから相手側に先制点を許したまま、前半を終了した。鹿島:山形戦も同時刻開催なので、ハーフタイムに経過が表示されたが、やはり鹿島が1:0でリードしている。川崎がリードされた表示が出されるとともに、鹿島スタジアムは湧き上っているだろうな、と想像しただけで気分が悪くなった。FC東京戦と似た展開に心配にもなった。
ところが後半早々に、思わぬところから転機が訪れた。憲剛がペナルティエリア内でファールを受け得たPKをレナチーニョが決めてあっけなく同点とした。更にレナチーニョの放ったGK正面へのシュートが相手BKに当りコースが変って逆転打となった。引き分けでも降格が決ってしまう千葉は攻めるしかない。川崎はカウンターから再三チャンスを掴んだが追加点を奪えないでいると、終了間際に守備が乱れ、千葉に同点弾を決められてしまった。ところが、この試合は何かが違っていた。ロスタイムにジュニーニョが奥深く持ち込み、ゴール前へ返したボールをレナチーニョが難なく決め、歓喜の勝利となった。千葉の選手達はサポーターの前で泣いていた。勝負の世界の厳しさを感じた瞬間であった。

投稿者 北爪 正路 : 15:26 | コメント (0)

2009年11月04日

ナビスコ杯決勝戦 川崎:FC東京戦観戦記 2009.11.03

川崎有利と思っていただけに落胆は大きい。0:2と云う結果は残酷だが、これが現実、サッカーと云うものか。浦和が4部相当の松本山雅に負け、山形が明治大学に負けるのだから、川崎がFC東京に負ける事は番狂わせではないかも知れないが、サポーターとしては素直に受け入れられないのが実態である。
この試合を評すれば、色々なことが云える。前の試合で点を取りすぎて気持が緩んだ。(野球でも大量得点の次の試合は打てないものだ)気負い過ぎていた。(ジュニーニョが前半20分頃、易しいシュートを外した。W杯で柳沢が外した時よりも簡単なシュートだ)先制されて慌てた。米本のシュートはまぐれ、とかいくらでも云えるが、総論としてはFC東京の守備力が勝っていたと云うことで、FC東京の作戦勝ちであろう。過去にも同じような展開で負けた試合や引き分けた試合が何度かあるはずだ。リーグ戦の残り4試合でも川崎の弱点をついてくる相手があると思われるので、下位チームであろうが、相手の作戦を読んで臨んで貰いたいものだ。サポーターはリーグ戦、天皇杯での頂点を信じている。

投稿者 北爪 正路 : 22:13 | コメント (0)