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2009年05月25日

川崎:FC東京戦観戦記 2009.05.24

昨年の多摩川クラシコはアウェイ、ホーム戦ともに負けただけに、今年は何としても連勝したいたカードだ。大島に一泊し、当日セスナで調布飛行場に降り立って応援するツアーも企画され、盛り上がり十分だ。川崎サポーターの動員が予想を上回ったようで、開始前にアウェイ側2階席が拡張された。
試合展開は一進一退も、やや東京側に押され気味か。27分にCKを与えてしまう。一発目は川崎側がコントロールしたかにみえたが、やや集中力を欠き、川崎の選手に触れたボールがころころとゴールラインを越え連続CKを与えてしまい、これが失点に結びついてしまった。今野のヘディングはバーを叩き救われたかにみえたが、リバウンドを今野本人に決められてしまった。押さえの利いたショートであった。
後半開始早々に逆に似たような連続CKを得たが、こちらはファールで実らず。そうこうする中に、菊地が浮き球をバウンドさせてしまったところをカポレに奪われ、右でフリーの石川に強烈なシュートを決められてしまった。アウェイ席からはよくみえなかったが、リプレイをみると右隅ギリギリで、名手川島でもどうにもならないコースだ。
アウェイでの2点ビハインドは厳しいが、5分後に意外な形で転機が訪れる。テセが抜け出したところを東京のセンターバック・クアドロスが引っ張り倒し一発退場でPKを貰う。これをジュニーニョが冷静に決めて1点差となる。一人少ない相手からいかに得点するか、守備を固められると中々取れないものだ。ところが東京は石川に代え茂庭を投入し守備を固めたが、これで右サイドが楽になった。5分後にペナルティ・エリア近くでファールを貰い、素早いリスタートから左サイドでフリーの谷口が強烈に決めて同点だ。更に5分後にジュニーニョの右からのライナーのクロスをファーサイドのレナチーニョがBKと競りながら合わせ歓喜の逆転ゴールを決めた。僅か10分間での逆転劇の完成だ。以後は無理しないでボールをゆっくり回しながら進めた。終盤、東京側のリスク覚悟の攻勢に手を焼きながらも逃げ切った。
この日は終了後に東京サポーターとの交流会が組まれていた。彼等は「今日は審判に負けた」と憤慨していた。そこで判定はともかくとして、クアドロスのプレーを解説した。「フェアプレーに反するかも知れないが、相手のゴールをファールで止める事が必要な場合もある。例えばW杯決勝の終了間際の決勝ゴールなどは手を出してでも止めたいだろう。筆者も止めるべきだと思う。ところが、2点リードし時間もたっぷり残っている場面では、退場のリスクを犯してまでファールで止めるべきではない」
これで暫く中断だ。再開緒戦の相手が連敗中の大分だが、かえって厭なものだ。こちらも更にレベルアップを図って、独走気味の鹿島に迫って貰いたいものだ。

投稿者 北爪 正路 : 2009年05月25日 18:33

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