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2008年11月30日
川崎:神戸戦観戦記 2008.11.29
ジュニオールが負傷欠場で、トップ下には大橋が起用されるかと思ったが、菊池をボランチに起用し谷口が上がる布陣でスタートした。3分にジュニーニョが相手BK陣を引き付けて、テセにオフサイドすれすれのスルーパスを出し、テセが冷静に決め、あっけなく先制点を奪う。これで川崎のペースかと思いきや、早々の失点に目覚めたのか、或いは、試合前の挨拶で後援会長の阿部川崎市長が、遠来のチームに遠慮せず宣戦布告した事が刺激したのか、以後流れは完全に神戸側に持っていかれる。
川崎BK陣の裏を突くパスにレアンドロが走り込み、ピンチに陥る場面が何回となく訪れ、サポーターとしては目を瞑り祈るしかなかったが、その都度川島がファインセーブで喰い止めてくれた。今日(30日)のスポーツ紙上には、「神の手」と称える記事が踊った。何とか前半を無失点で終えてほっとしたが、後半も神戸の攻勢が続く。まるで負けているかのような劣勢を変えたのは17分の選手交代とフォーメーション変更だ。菊池に代わって入った村上が左S-BKへ入り、それに伴い宏樹がセンター、寺田がボランチへと移動したが、直後に谷口がシュートし、こぼれたところを体勢を崩しながらもテセがしぶとく押し込んで待望の追加点が生れた。これが勝負のアヤなのだろう。20分には神戸のBK北本のファールを主審がアドバンテージで流し、ボールが左でフリーになったジュニーニョまで渡り3点目をGET。北本は2枚目のイエローで退場となり、ここからは2試合連続の等々力劇場となった。ロスタイムのレナチーニョによる4点目で、得失点差の拡大にも貢献した。
神戸側からみれば、「押していても入らない時は入らない」試合の典型だろう。負けた気がしないのではなかろうか。川崎側からみれば、まかり間違えば逆転負けしていたかも知れない位の際どい試合であった。川島の神の手セーブと、村上投入のベンチワークがものを云った試合であった。
鹿島、名古屋が勝ったため地力優勝の芽はなくなったが、奇跡を信じて最終戦を応援できる事は、ありがたい限りだ。フッキの退団や関塚監督の交代などで停滞した際には、ここまでこれるとは夢にも思えなかっただけに尚更である。
2008年11月24日
川崎:ガンバ大阪戦観戦記 2008.11.23
J1大宮戦に続き、天皇杯の広島戦もあっけなく敗退してしまった。悲願の一冠のチャンスは勝点3差で追撃するリーグ戦のみであるが、残り3試合を全勝することが絶対条件である。
13時キックオフの試合は初めてだ。武蔵中原駅構内のコンビニの弁当は殆ど品切れ状態で、筋向いの店に入ったがここも品薄。更に先の店でようやく気に入った弁当が見つかったが、レジは長蛇の列で大分待たされた。
G大阪はMFの中心選手の遠藤、二川が欠場も、3位以内に入るには負けられない一戦だ。攻めてくる相手には川崎は戦い易い、打ち合いになるだろう、と同行者の予想が入った。前半は一進一退で双方無得点のまま進展したが、43分にCKからテセの打点の高い豪快なヘディング・シュートが決まり川崎が先制して前半が終了した。後半開始早々に谷口がこれまた豪快なロング・シュートをゴール左隅に叩き込み、追加点を奪う。これは効いた。5分後には森のシュートと見せかけてのドリブル突破からのクロスにジュニーニョがニアで合わせ3点目が入ったが、この得点の半分以上は森のものだろう。井川のカウンター攻撃からの4点目まで決まり、ピッチ、スタンド共に等々力劇場だ。接戦をものにする事などの課題はあるが、残り2試合となっては、形はどうでもいいから勢いに乗って大勝あるのみだ。
2008年11月22日
W杯最終予選カタール戦TV観戦記 2008.11.19
中東のアウェイ戦では何が起こるか分らない。格下とは云え、帰化選手を抱え油断ならない相手だ。前哨戦で再度楽な球回しを体験してしまっただけに心配もあったが、結果は快勝であった。
立ち上がりにカタールが仕掛け、守勢に立ったが、フリーでヘディング・シュートを1本放たれた以外は危なげなかった。最初に守備から入ったのが良かったのかも知れないが、全体に当り負けしなかった。敵側エースのセバスティアンも闘莉王と寺田でほぼ完封出来た。
前半に先制し1:0で迎えた後半戦の見どころは、日本がいつ2点目を取れるかと、追加点が取れなかった場合のLast 5 Minutesの切り抜け方であったが、早々に玉田のゴールが決まり、「ドーハの悲劇」のようなくだらない心配をしないでも済んだ。
守備陣の戻りには大分注意していたようだ。「長友ー、戻れー!」の岡田監督の叫び声が何度となく聞こえたが、長友には監督から指示されることなく戻る自覚が欲しい。岡田監督体制では長友、内田の両サイドバックは使われ続けるようなので、守備の意識とリスクを考えた上がりが出来るように成長して貰いたいものだ。新聞紙上には、相手が守備的にきた時の得点力を課題に上げられていたが、同時にカウンターからの失点を如何に避けるかも課題として上げられるであろう。
2008年11月15日
日本:シリア戦TV観戦記 2008.11.13
19日(現地時間)に行われるW杯予選のカタール戦を睨んだ一戦。日本は久々に決定力を見せつけ3得点したが、いずれも素晴らしい得点で文句のつけようがなかった。虚をついたとは云え長友のドリブルからのシュートは切れ味十分であったし、憲剛の浮き球のパスとそれに合わせた玉田の追加点もピタリと決まった。玉田のシュートはフリーとは云え危なげなかった。このような場面で外す場面を数多く見てきただけにすっきりした。大久保のシュートは相手に当り角度が変わったものであったが、瞬発力は素晴らしかった。
問題はカタール戦でも同じようにボールが回せるかどうかだ。解説者もこの点を指摘し、「現実にはあり得ない」ことを強調していた。一方、もう一人の解説者は、「どのような場面だろうが得点出来ること」が必要であると言っていた。確かに気持ちよく得点し、調子に乗ることも必要であろう。この辺りは評価の分かれるところであろう。岡田監督も「カタール戦の勝利を保証されたものではない」と自覚しているようなので心配はしていないが、前哨戦のUAE戦で楽なボール回しをし、一転プレッシャーの強さに戸惑ったウズベキスタン戦の二の舞にならなければ、と願うばかりだ。
11月7日付け(6日発売)夕刊フジに次のような記事が出ていた。
オシム氏が公認S級コーチ養成講習会の特別講師として、監督候補生に「トレーニングからきちんと相手をつけていれば(本番では)戸惑わない」と持論を展開。攻撃練習でGK以外の守備を置かない岡田ジャパンの練習を暗に批判してみせた。
これを読むと、以前にも書いた事があるが、オシムはやはりこのブログを読んでいるのではないだろうか。(笑)
*参考:2006年6月27日のブログ「W杯とマスコミ」の一節
ついでに云うが、本番直前のシュート練習には疑問が残る。厳しいマークもなくフリーの状態で何本練習したところで役に立たないのではないか
後一つ、気になることは、中澤に代ってセンターバックで先発出場した川崎の寺田が、おやっと思われるファールを3回も取られたことだ。「手を使ったためだ」と解説者のコメントがあったが、このプレーはJリーグではファールに取られない。国際試合でファールと判定されるのであれば、Jリーグの試合でも同様な判定をすべきだ。国内の試合で身に付けたプレーは、国際試合で簡単には変えられないものだ。
野球界でもボールの大きさやストライク・ゾーンに微妙な違いがあり、オリンピックやWBCで戸惑っている選手を目にするが、国内の試合のジャッジを国際基準に合わせることはスポーツ界全体の課題であろう。(残念ながら、日本に有利なように、国際基準を変えさせるような政治力は期待できない)
2008年11月13日
川崎:大宮観戦記 2008.11.08
NACK5スタジアム大宮での応援は初めてだ。たまたま、直前に鉄道博物館の話を耳にしたので、覗いてみることにした。アクセスマップをぐぐってみて驚いた。方角が一般の地図とはまるで違うので何とも分りにくい。
http://www.railway-museum.jp/access/index.html
このページの作成者は何を考えてこの地図をデザインしたのであろうか。自分のデザインに酔って、世の中にアッピールでもしたかったのであろうか。また発注者も何の疑問を持たずに、この地図の掲載を許したのであろうか。鉄道関係者の地図としては全くお粗末だ。
この種のページは検索者の立場に立てば、素早く表示され、分かり易いことが命だ。最初の画面の動画も自慢の作品なのだろうが、いらいらさせられるだけだ。
いきなりサッカーとは関係ないところへ八つ当たりしてしまったが、この日の川崎フロンターレの試合をみれば、八つ当たりでもしたくなる。優勝を目指す川崎と、降格争いから抜け出したい大宮の両チームは、共にどうしても勝点3が欲しいところだ。我慢比べかも知れない。
川崎の方が焦ってしまったようだ。失点はともに前掛りになったところで、隙を突かれたものだ。2失点目はひどかった。ヴィトールに代って入った大橋のサイドでボールを失い、憲剛が突っかかって行ったが上手くかわされ、戻れずに後ろはガラガラになってしまった。
川崎の得点はCKからの零れ球を、勇介が後方から振り抜いた一発が決まったもので、その他は大宮にがっちり固められPエリアへの侵入の場面は少なかった。ジュニーニョが左右でボールをキープしても、直ぐに大宮側の3人に囲まれ、動きが取れなかった。
頭にきて、大宮駅近くの「立ち飲み日高」で一杯引っ掛けたが、回りには大宮の歓喜のサポーターが多く気勢も上がらない。熱燗1本、煮込み、かき揚で〆て800円は安い。この辺りの飲食店は、どこもスタッフが揃いのオレンジ色のTシャツを着けているが、等々力周辺も見習って貰いたいものだ。
何とも痛い敗戦だが、幸いなことに鹿島、大分が引き分けて、未だ勝点3差だ。この試合を含めて、残り4試合で勝点10を取れば優勝と思っていたが、後の3試合を全勝すれば未だチャンスはある。神戸が
勢いに乗っているので、注意深く挑戦者の積りで臨んで貰いたいものだ。
2008年11月02日
ナビスコ杯決勝清水:大分戦TV観戦記 2008.11.01
大分の優勝おめでとう!
堅守の大分と、攻撃陣が好調の清水の対戦。大分の堅守は3BKとボランチのホベルト、エジミウソンを中心とした組織的な動きにより作られている。ボールを持った相手を2、3人で早めに囲い込み、攻撃の起点を作らせない。相手ボールをカット又は奪う場面が数多く見られた。一方、清水も高木、青山を中心に固い守備を見せる。一進一退の展開が続いたが、清水に一瞬の隙が出来た。後半中ばの大分の先取点は、右サイドから楽にクロスを上げ、高さのある高松が相手センターBKに競り勝って左隅に決めたもの。終了間際の2点目はウェズレイがGKとの1:1を確実に決めたものだが、清水側にとっては、前掛りになった場面だけに、仕方がないものであろう。シャムスカ監督が試合前に、「守備だけではなく攻撃も見せる」と言っていたが、その通りになった。地方のチームをここまで育てた手腕を評価したい。
大分の社長が、「地方が元気でないと、日本もサッカーも元気にならない」と言っていたが、地方のチームが厳しい予算の中で優勝した事は喜ばしい限りだ。
川崎は大分の一冠を見習って、リーグ戦で優勝して貰いたい。そのためには、大分が残された鹿島戦に勝つ事が条件になるので、頑張って貰いたいものだ。