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2008年08月15日

北京五輪予選リーグ/オランダ戦TV観戦記2008.08.13 

第1戦で米国に負けた時点で覚悟はしていたが、この試合は消化試合となってしまった。只、オランダには決勝トーナメント進出が掛っているだけに真剣勝負が期待された。せめて1勝を上げて貰いたかったが、この試合でも勝負弱さが出た。
負傷者も出ている事もあり、先発メンバーは大分入れ代った。オーバーエイジ枠3人のオランダ相手に果敢に挑んだが、日本がボールを持たせて貰えるのは、大雑把に言えばペナルティ・エリアの前までであり、ここぞと云うところは防御された。1トップの豊田は高さを生かし、頭で競り勝っても、単発なので攻撃の起点にならない。森重のミドル・シュートがポストに跳ね返されたのは惜しまれるが、結局は、本多圭のファールにより与えたPKが決勝点になってしまった。
3戦を通じて、勝点0、得点1は何とも寂しい五輪の結末であった。反町監督も、「緒戦で負けたので2戦目以降は点を取りにいったので仕方ない」と云っていたが、そう云う意味では、米国戦における森重の「世紀のミスキック」がターニング・ポイントだったかも知れない。
ピッチの悪さも影響したかも知れないが、「ボールも人も動く」日本のサッカーの型は見られなかったに等しい。1トップの選手が毎試合変わるようでは、型は出来ないのではないか。守勢に回った時、跳ね返したボールを前線でキープできないと、波状攻撃に曝されて守備は破滅する可能性が高いし、攻めに転じる事も出来ないであろう。
日本の得点源である、ペナルティ・エリア附近でのFKは3戦を通じて、確かナイジェリア戦で1回得ただけだったように記憶している。相手にとって危険な侵入が出来ていなかった証拠でもある。
総論として云えば、適当にボールは持たして貰えたが、肝心なところは抑えられ、ここぞと云うところで反撃され失点したサッカーだったと云える。言葉は適当でかも知れないが、お人好しのサッカー、或いは弄ばれたサッカーだったと云える。消化試合を見せられ、この記事もどうにも気合が入らない。

投稿者 北爪 正路 : 2008年08月15日 09:55

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