« ウルグアイ戦など | メイン | W杯最終予選バーレーン戦TV観戦録 2008.09.07 »

2008年08月30日

川崎:新潟戦観戦記 2008.08.28

天候が不安定の試合は紛れも予想され、必ずしも実力上位のチームが勝つとは限らないので注意が必要だ。前日の試合で名古屋が首位に立った。新潟戦に勝てば首位まで勝ち点差2となり、1試合で逆転できる位置となる。名古屋の快進撃の要因としては、ストイコビッチ監督の采配も然る事ながら、川崎から移籍したマギヌンの活躍が特筆されるべきだろう。
川崎は、そのマギヌンの代りにフッキを東京Vから戻し超攻撃型布陣を試みたが、完成に至る前にフッキが「自爆」してしまい、新布陣は中途半端に終わった。早々にフッキに見切りをつけた英断がよかったと思う。途中関塚監督辞任のサプライズもあったが、しばらく試行錯誤した後、ここへきてヴィトールジュニオールの加入・定着もあり、再度4-3-3の攻撃型布陣にチャレンジし一応の成功を収めている。ヴィトールはテクニックもあり、しかもマギヌン以上によく動く。開幕戦の先発メンバーと、新潟戦のそれを比較してみよう。

   開幕(東京V戦)        新潟戦
GK  川島               川島
BK 井川、寺田、伊藤       村上、横山、伊藤、山岸
MF 森、憲剛、谷口、山岸     憲剛、谷口、ヴィトール
FW テセ、ジュニーニョ、フッキ  テセ、ジュニーニョ、黒津

最近の布陣を称してポーツ紙はこぞって、「超攻撃型」と書き立ててくれるが、本来は開幕戦の布陣が超攻撃型だったはずだ。今と何が違うかと云えば、運動量豊富なヴィトールがいるかどうかであろう。
さて、新潟戦だが、押しまくりながらGET出来ない時間帯が続き、たまに新潟のカウンター攻撃が川崎ゴールに迫り厭な予感が走った。そんなムードを一変させたのは黒津の突破と決定力であった。22分、いつの間にか左サイドにポジションを替えていた黒津に山岸からパスが出て、新潟BKの密着マークを巧みに体を入替えて外し、後は独走できっちりと中央に叩き込んだ。37分には憲剛のCKを伊藤がヘディングで決め、大量得点が予感された。テセの動きは悪かったが、後半10分にバイスクル・シュートが決まり、いよいよ大量得点のムードだ。
ところがサッカーの流れは不思議なもので、新潟が開き直ったのか、15分過ぎから攻勢を許し、ついには17分に、右サイドをスピードに乗った松下に突破され、松下のクロスを左サイドでフリーで待つ矢野に楽々と決められてしまった。ヴィトールに代え菊地が投入されるも、かえって守勢一方となる。川島のゴールキックに、テセが頭で合わせるが、ことごとく相手側に流れる苦しい時間帯が続く。ついにはテセに代えて我那覇の投入となったが、傾向は変わらない。時折、ジュニーニョがフリーで持ち込みカウンター攻撃を仕掛けるが、シュートを外しまくる。完調なら2、3点は入っていたであろう。田坂の駄目押し点が出たが、防御の不安は払拭できなかった。
空前の混戦模様でリーグ戦の優勝は得失点差で決まる可能性もあるので、ジュニには2、3点取って貰いたかった。優勝するためにはジュニーニョに切れが戻る事と守備陣の安定が必要だ。寺田、井川の前代表組が故障から復帰すれば、守備は多少は良くなるのではないか、と期待している。

投稿者 北爪 正路 : 2008年08月30日 15:29

コメント

新潟戦はスカッとした勝ち方?で美味しいお酒を頂けました。

土砂降りの雨も試合後は止むという運もありました。
新潟は放り込むサッカーをするので、先制されると苦しいと思いましたが、クロのナイスゴールで先制、ジュニが好調なら更に2、3点追加してもおかしくない状況でした。

川崎のDFは相変わらずお粗末です。
前半、矢野にフリーでヘッディングされた場面、DFはいるのに誰も競わないのでは、失点も多くなるでしょう。(これは川島がセーブ)
失点の場面も矢野をフリーにしたから、簡単に押し込まれたゴールでした。

ヴィトールを後半20分過ぎに引っ込めましたが、守備的といっても中盤を制する(タメを作り押し上げを可能にする)人を下げた為、新潟の猛攻を浴びるという変てこ作戦でハラハラでした。あそこで出た菊池は、新潟のリシャルデスをマンマークすべきでした。

暫くJリーグはお休みで代表の試合が始まります。
岡ちゃんの運命や如何に。

投稿者 蹴球狂 : 2008年08月31日 11:22

コメントしてください




保存しますか?