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2008年04月27日
川崎:柏戦観戦記 2008.04.26
何とも騒々しい両チームの対戦である。先ずは柏だが、日本代表候補にも呼ばれ、岡田監督からパス・センスを高く評価されたMF茂原が、神戸所属時代の7年前の女子大生下着窃盗容疑で、前日に逮捕された。川崎所属時代の2005年にも女性宅への家宅侵入罪で逮捕された前科がある。(前後関係から云えばどちらが前科なのか分かりにくい)今回の容疑は遺留品のDNA鑑定の結果判明したそうだが、家宅侵入罪の時は10代の頃の事件絡みで採られた指紋照合の結果発覚したとの発表がなされた。余談だが、ニッカン・スポーツでは当時19歳であったことを配慮してか、実名は掲載されていなかった。当然、茂原と思って読んでいたので、他人から指摘されるまで気付かなかった。ところが、サンスポでは実名が出ていた。川崎戦の先発メンバーに入っていただけに対応に苦慮したことであろう。
一方川崎だが、不整脈で休養していた関塚監督が辞任した。無名の選手を率いてJリーグ上位にまで押し上げた手腕に感謝したい。試合前に本人からのメッセージが掲示され、武田社長から経緯が報告された。
武田社長の挨拶が長く、しんみりして固くなった訳でもないと思うが、谷口をトップ下に上げ、菊地をボランチに起用した新布陣での戦いは、どこかぎこちなく、パスのタイミングが合わず、またカットしたボールが落ち着かずキープできない。前半に柏の鮮やかなシュートを2発決められてしまった。
後半出だしに攻め込んだが、決定力を欠く。そうこうする中に相手の時間帯となる。半ば自棄気味に、「攻め込まれた方が相手に隙が出来てよいかも知れない。今日は左側のゴールにしか入らないに違いない」と勝手な事を同行者と話ている中に、スルーパスを受けたジュニーニョが抜け出しPKを貰う。そのPKは相手GKに止められたかにみえたが、するりと下を抜けゴールだ。すると以後は川崎側の時間帯になり、数分後には森がミドル・シュートを放つと、スリップしたように左隅に吸い込まれ同点となる。40分頃には井川がボールをキープして上がり、ロング・シュートを放つと、GK正面を突くも濡れたボールは弾くしかなく、そこへ走り込んでいた谷口がボレーで慎重に決め、ついに逆転となる。抑えの利いた素晴らしいシュートであったが、その前の井川のシュートも力強い一撃であった。3点とも雨のピッチを最大限に生かした得点であったと云えよう。
柏には気の毒だが、実に気持の良い勝利であった。菊地のレギュラー定着も近そうで期待出来るが、山岸に元気がないのが気にかかる。この日の出来は日本代表のものではない。トップ下に起用し、動き回れる環境を作るべきではないかと思う。
2008年04月20日
ナビスコ杯予選R 川崎VS柏戦観戦記 2008.04.16
本観戦記を、次戦FC東京戦の結果(敗戦)が出てから書くはめになってしまい、何ともタイミングが悪く、力が入らない。
野球などの他のスポーツでもそうだが、内容は良くても結果が伴わないことがよくある。もがけばもがくほど、事態は好転しないものだ。何かのきっかけで、今までが何だったのか、と思われる位に容易に結果に結びつくことがある。今シーズンのジュニーニョがその典型である。待望の一発が出た。すると肩の荷が下りたのか、あっと云う間のハット・トリックであった。3点目は遊びすぎかも知れない。
後半遅く菊地が登場したが、もっと使っていい選手だ。
これでもう安心と思ったのだが、多摩川クラシコで不覚を取ってしまったようだ。
今回はこれ位にしておきたいと思う。
2008年04月01日
J1リーグ川崎:千葉戦観戦記 2008.03.30
フッキが退団した上に、我那覇、ジュニーニョ、黒津が相次いで負傷欠場し、あり余っていたFW陣が一転して手薄となってしまった。テセと久木野の先発2トップ以外は、サブにFW陣の登録がない、と云う異常事態での一戦となった。代表組3人が揃って先発に名を連ね、3-5-2のフォーメーションで臨む。
3トップの試行錯誤から始った今シーズンだが、リーグ戦の方は未だ3戦目なので、十分立ち直りのチャンスはある。この日の川崎イレブンには、そのような気持ちが現われていた。特に憲剛は代表戦の疲れも見せず、再三にわたり相手の前に体をねじ込み、ボールを奪っていた。開始早々のテセの先制点は、シュートが相手BKに当りループのようになった幸運もあったが、高い位置で相手ボールを奪い取った事へのご褒美と言えるかも知れない。今シーズン初のFW陣による得点だ。
追加点が欲しいところだが、前半終了間際に大橋のパスをテセが1タッチで右サイドに上がった森に流し、森の低めのクロスに、久木野が飛び込んで、相手BKともつれながらもヘッドでネットを揺らした。時間帯も申し分なし、またFWの先発に起用された久木野の得点と云うのも大きな収穫であった。
レッドカードで一人退場した千葉に対し、後半は面白いようにボールが回り始め、しばしばゴールを脅かしたが、追加点に結びつかなかった事に、やや不満は残るが、守備陣が無得点に抑えたところは評価すべきである。大量得点差よりも2:0程度の方が引き締まって良し、と云うべきであろう。