« クラブW杯3位決定戦、決勝戦TV観戦記 2007.12.16 | メイン | 天皇杯準決勝 川崎:鹿島戦観戦記 2007.12.29 »
2007年12月26日
天皇杯準々決勝 川崎:愛媛戦観戦記 2007.12.23
本来は、真っ赤に染まったスタンドの下で浦和と戦うはずだったんだろうな、と思いながら浦和美園駅に下り立った。東横線、南北線、埼玉高速鉄道をつなぐ路線の両端が、川崎と浦和の本拠地と云うのも面白い。そのうちに誰かが「南北線ダービー」又は「南北線クラシコ」とか言い出すかも知れない。
勢いに乗った愛媛相手だけに油断は禁物だ。ジュニーニョが前線で切れ味を見せチャンスを作るが、得点には結びつかない。逆に10分からは相手側の時間帯となり、両サイドを突かれた。特に10分過ぎに、左サイドを江後に突破され、フリーでペナルティ・エリア奥深くまで持ち込まれた時には失点を覚悟した。折り返しに反応した田中のシュートが幸い川島の正面を突き助ったが、江後がそのままシュートを放っていたらどうなっていたか、試合の行方迄も分からなかったのではなかろうか。1分後にリプレイを見るように、左サイドを突破され危うい場面であったが、川島が身を挺して防いだ。すかさず箕輪が関塚監督に呼ばれていたが、多分守備面の注意を受けていたのであろう。
トップ下に入った大橋の動きも重く、久々登録されたマギヌンに替えるべきだ、と同行者と話していたところ、43分に、その大橋がペナルティ・エリア外側で相手クリアボールを、足元にうまくコントロールして止め、豪快な一発をゴール右隅に突き刺した。ゴールポストの外側からカーブして内側ぎりぎりに入る見事なシュートで、時間帯としても申し分ないところであった。
後半20分頃、ジュニーニョがペナルティ・エリア内でファールを貰い、自らPKを決めたところで勝負あったとなる。相手BKの金守は2枚目のイエローで退場となったが、微妙な判定であった。
この日は指定席を取ったが、センターライン付近がガラガラなのにもかかわらず、ゴールライン近くの席が指定されたのには納得できない。チケット販売会社別の割り当ての問題かも知れないが、売り方に一工夫欲しいところだ。文章では表現しにくいが、中央部分が空席で、ゴールライン付近に観客が固まっている光景は異常であった。
帰路、同行者とACミランの話になった。前稿で、パスのスピードと柔軟なトラップについて記載したが、この日は判断のスピードが話題になった。判断が早いことは勿論だが、ひょっとすると判断していないのではないか、クラブチームの伝統で、局面ごとに細かく、どこへパスを出せば良いか決まっているのではないか、との論である。判断なしでパスを出し、そこに味方がいれば一番早い。
29日の鹿島との一戦が楽しみである。
投稿者 北爪 正路 : 2007年12月26日 13:39