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2007年12月31日

天皇杯準決勝 川崎:鹿島戦観戦記 2007.12.29

心配された雨も上がり、川崎にとっての不利な条件はなくなった。ここを勝ち上れば相手がG大阪だろが広島だろうが、1冠のチャンスだ。特にG大阪にはナビスコ杯で負けただけにリベンジのチャンスだ。
前半10分、村上が抜け出しGKと1対1になったが、曽ケ端に阻まれた。後半15分にもジュニーニョが抜け出したが、やはり曽ケ端に阻まれた。決勝点はあっけなかった。曽ケ端のキックが川崎側のペナルティ・エリア手前に上り、2回の頭での競り合いの後のこぼれ球を本山にボレーで決められた。
全般的にみて川崎側が押していただけに残念な結果である。決めるべき時に決められなかった事が最後まで響いた。
鹿島は固く、しぶとい戦い方だった。4バックの右の内田は、いつもはかなり攻撃参加するのだが、この試合では、マッチ・アップの相手が村上にもかかわらず、ほとんど上ってこなかった。川崎の攻撃を瀬戸際で防いで、じっくりチャンスを待つ作戦にまんまとやられてしまった。この経験を来シーズンに生かして貰いたいものだ。来年は是非1冠を!
(もう1試合は広島が3-1でG大阪に快勝した。分からないものである)

投稿者 北爪 正路 : 15:47 | コメント (0)

2007年12月26日

天皇杯準々決勝 川崎:愛媛戦観戦記 2007.12.23

本来は、真っ赤に染まったスタンドの下で浦和と戦うはずだったんだろうな、と思いながら浦和美園駅に下り立った。東横線、南北線、埼玉高速鉄道をつなぐ路線の両端が、川崎と浦和の本拠地と云うのも面白い。そのうちに誰かが「南北線ダービー」又は「南北線クラシコ」とか言い出すかも知れない。
勢いに乗った愛媛相手だけに油断は禁物だ。ジュニーニョが前線で切れ味を見せチャンスを作るが、得点には結びつかない。逆に10分からは相手側の時間帯となり、両サイドを突かれた。特に10分過ぎに、左サイドを江後に突破され、フリーでペナルティ・エリア奥深くまで持ち込まれた時には失点を覚悟した。折り返しに反応した田中のシュートが幸い川島の正面を突き助ったが、江後がそのままシュートを放っていたらどうなっていたか、試合の行方迄も分からなかったのではなかろうか。1分後にリプレイを見るように、左サイドを突破され危うい場面であったが、川島が身を挺して防いだ。すかさず箕輪が関塚監督に呼ばれていたが、多分守備面の注意を受けていたのであろう。
トップ下に入った大橋の動きも重く、久々登録されたマギヌンに替えるべきだ、と同行者と話していたところ、43分に、その大橋がペナルティ・エリア外側で相手クリアボールを、足元にうまくコントロールして止め、豪快な一発をゴール右隅に突き刺した。ゴールポストの外側からカーブして内側ぎりぎりに入る見事なシュートで、時間帯としても申し分ないところであった。
後半20分頃、ジュニーニョがペナルティ・エリア内でファールを貰い、自らPKを決めたところで勝負あったとなる。相手BKの金守は2枚目のイエローで退場となったが、微妙な判定であった。
この日は指定席を取ったが、センターライン付近がガラガラなのにもかかわらず、ゴールライン近くの席が指定されたのには納得できない。チケット販売会社別の割り当ての問題かも知れないが、売り方に一工夫欲しいところだ。文章では表現しにくいが、中央部分が空席で、ゴールライン付近に観客が固まっている光景は異常であった。
帰路、同行者とACミランの話になった。前稿で、パスのスピードと柔軟なトラップについて記載したが、この日は判断のスピードが話題になった。判断が早いことは勿論だが、ひょっとすると判断していないのではないか、クラブチームの伝統で、局面ごとに細かく、どこへパスを出せば良いか決まっているのではないか、との論である。判断なしでパスを出し、そこに味方がいれば一番早い。
29日の鹿島との一戦が楽しみである。

投稿者 北爪 正路 : 13:39 | コメント (0)

2007年12月21日

クラブW杯3位決定戦、決勝戦TV観戦記 2007.12.16

3位決定戦 浦和2:2エトワール・サヘル(PK戦 4:2)

開始直後、浦和のペナルティ・エリア前で大きくバウンドしたボールの処理を坪井が誤ったのが原因で、エトワール・サヘル側にPKによる得点を与えてしまった。ゴール前で浮き球をバウンドさせピンチ(多くは失点まで)になる光景は川崎フロンターレの試合でも時々見かける。
浦和の窮地を救ったのは、この試合が最後となるワシントンの頭による2発だった。ワシントンのヘディング弾を引き出した相馬と永井のクロスも見事であった。今シリーズにおける相馬の活躍は特筆ものだ。川崎フロンターレとしては、来季のJ1での対戦が脅威となるが、幸いなことに(?)サントスが復帰するらしい。試合は、後半30分にGK都築の雑なプレーが出て同点に追いつかれてしまった。「雑なプレー」と云うより相手側シェルミティの粘りを評価すべきかも知れない。PK戦での勝利となったが、3位になったのは大きい。浦和サポーターの貢献度も大であった。

決勝戦 ACミラン4:2ボカ・ジュニアーズ

前半は対等な戦いであったが、後半になると地力の差が出た。やはりエースのカカの存在が大きかった。1点目、4点目はカカに引きつけられた守備陣の裏にインザーギが入り、美味しいゴールをゲットした。終了後のカカへのインタビューで、インザーギに送った1点目のボールはシュートだと言っていたが、果たして本音か。4点目はセードルフ→カカ→インザーギへと流れ、敵方は何の抵抗も出来なかった。
1対1から抜き去る時のカカのスピードには目を見張るものがある。誰も止められない感じだ。ミランのパスのスピードにも恐れ入った。球が速いので、狭い間でもカットされないで通ってしまう。また受け手も足元でピタリと止める柔らかさがある。「ボールも人も動くサッカー」を志す日本代表には是非とも見習ってもらいたいものだ。
さー、いよいよ23日は天皇杯準々決勝戦だ。浦和を破って勢いに乗っている愛媛が相手だが、気を抜かず頑張って貰いたい。元旦まで応援を予定している。

投稿者 北爪 正路 : 10:59 | コメント (0)

2007年12月14日

クラブW杯準々決勝、準決勝TV観戦記

準々決勝 浦和:セパハン戦 2007.12.10
格下に連敗の上、4試合連続無得点、更にはポンテ欠場で心配されたが、心身ともに見事に立ち直っていた。相馬はやっと彼らしい姿を見せてくれた。もっと早くから開花してもよかった選手で、ベルディから流失した時に川崎フロンターレで獲得して欲しかった選手だ。先制点のクロスは絶妙な位置とタイミングで、永井のシュートを呼び込んだ。ワシントンは2点目を角度のないところから決めたが、BKとGKをかわした動きは軽快であった。それよりもポストでボールをキープして溜を作ったプレーが光った。浦和の攻守にリズムをもたらしたと云えよう。
ACミランと対戦するためには、勝ち抜かなければならない試合であったが、プレッシャーを感じさせない動きであった。

準決勝 浦和:ACミラン 2007.12.13
カカを初め世界的名選手を集めたミランと真剣勝負が出来た浦和の選手とサポーターが羨ましい。善戦ではあったが、球際の強さ、柔らかさの違いが随所に見られ、残念ながら浦和の惜敗に終わった。
決勝点のシーンでは左サイドでボールを受けたカカが、ほんの少しのフェイントで坪井をかわし、闘莉王がカバーに向った一瞬の隙に出来た「ゲート」をコントロールしたグラウンダーのパスを通し、セードルフも左足で確実に決めた。日本最強守備陣の闘莉王と坪井でも防げなかったのだから仕方ないだろう。
浦和には是非、3位決定戦でも頑張って貰いたい。この試合を観て、コンデションの良い状態で対戦すれば、世界のトップチームとも十分渡り合えることが分かった。問題は国内リーグ戦、カップ戦とともに中東のチームとHOME/AWAYで戦うACL戦の負担が大きい事だ。国内の試合では相手に応じて控え選手でも戦えるように、「規制緩和」を図るべきであろう。

投稿者 北爪 正路 : 07:56 | コメント (0)

2007年12月02日

浦和:FC横浜戦TV観戦記 2007.12.01

正直云って、優勝争いが最終戦までもつれるとは思わなかった。鹿島の快進撃に浦和の低調が重なった結果だ。ACL戦の激闘が、選手層の厚い浦和にも影響しているのだろう。
それでも、FC横浜戦は浦和有利とみていたが、予想はあっけなく覆えされてしまった。前半の3バックの浦和の布陣が、3トップ気味のFC横浜にかみ合わなかったとも云えるが、筆者は疲労と重圧が敗因とみた。カズの突破と絶妙なクロスによる決勝点が光ってはいたが、阿部が簡単にかわされるとは、通常では考えにくい。浦和は全体に動きが重かった。
後は引いた相手から得点することの難しさを見せつけられた。「これがサッカーだ」と云えばそれまでだが、そこを何とかするのが、真の実力者であろう。天皇杯もJ2下位の愛媛に負けた浦和には、是非立ち直って貰い、クラブW杯で良いプレーを見せて貰いたいものだ。

投稿者 北爪 正路 : 23:45 | コメント (0)