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2006年07月18日

日本代表選考基準

今回のW杯では強豪チームの守備の堅固さが目だった。特にバックス、ボランチのタックルのタイミングのよさ、激しさ、鋭さには目を見張るものがあった。見ている方がイエローかレッドではないか、とどきっとするようなタックルも、ファールにならずに済むのはボールに足が届いているからであろう。
タックルの強さを測定する方法を編み出して、一定の基準をクリアした選手の中からバックス、ボランチを選出する、と云う事にしたらどうだろうか。当然、フォワードやミッドフィールダーにも最低限の選考基準を設ける事が必要である。
オリンピックのマラソンの代表選考も以前は大分揉めたが、最近では選考レース前に一定の基準を提示するため、透明性が高まった。従来ならば、アテネ・オリンピック代表から高橋尚子選手を落す事は、大騒動になったであろう。
以上の話とは矛盾するところがあるかも知れないが、代表には10代から3名、23歳下から3名を必ず入れるようにすべきだ。世界をみれば若い選手がどんどん出てきている。

投稿者 北爪 正路 : 15:45 | コメント (0)

2006年07月11日

ベスト・マッチ

ジダンのレッド・カードとイタリアの優勝を以ってW杯は幕を閉じた。ポルトガルに淡い期待があったが、新しい優勝国は出なかった。前々回のフランスを最後に新しい優勝国は当分出ないのだろうか。という事は日本の優勝は当分ないと云う事だろうか。何を馬鹿な事を、と言われるかもしれないが、サポーターとしては常に優勝を期待するものである。
ついに全国紙に「スモールフットボール」と云う言葉が登場した。(7月11日付日経新聞・35面スポーツ欄・武智幸徳記者の記事の末尾)筆者が提唱した意味とは少々異なるかも知れないが、日本が世界の舞台で活躍するためには何をすべきか、日本の持ち味、特技を見つけて生かして行くべきである、との立場は一致している。このような発想がW杯前に全国紙に出ていれば、と惜しまれる。新監督探し以前に協会を上げて議論して貰いたいテーマだ。今からでも遅くはない。監督が誰になろうが、イタリアのカテナチオのように、日本独自のスタイルを確立すべきだ。バレーボールだってオリンピックで頂点に立てたのだ。日本が成功すれば、よってたかって真似されたり、ルールを変えられたりするのが、スポーツの世界であるが、是非挑戦して貰いたい。
ところでMVPはジダンに決まったらしいが、筆者はイタリアのグロッソを推したい。野球の日本シリーズでもMVPはラッキーボーイ的に決勝打を打った選手や、抑えた投手に与えられるが、同じような観点から言えば、決勝トーナメント1回戦豪州戦でトッティの決勝点につながるPKを誘発したし、準決勝では終了間際に芸術的なカーブの掛かったゴールを決め、更には決勝のPK戦では五人目に登場して、見事にPKを決めた活躍はMVPに相応しいと考える。
ベスト・マッチはと言えば迷いなく決勝トーナメント1回戦のオランダ、ポルトガル戦を上げたい。荒れ試合を何で、と思われるかも知れないが、国対国の名誉と意地をかけ、やられたらやり返せ、と云った激しい闘争本能を示した試合であった。日本チーム再建のために、先ずは見習うべきものである。同時に暴力沙汰を起こすフーリガンは勧められないが、サポーターもフーリガン一歩手前位の激情を以って応援すぺきである。
ついでにベスト・ゴールはと言えば素晴らしい得点が多く、難しい選択であるが、あえて言えば、準々決勝ドイツ、アルゼンチン戦におけるアルゼンチン・アジャラのヘディング・ゴールである。リケルメのコーナーキックにまるで爆撃機のように決めた得点には凄みがあった。

投稿者 北爪 正路 : 16:52 | コメント (0)

レッドカード(番外編)

先ずはお詫びから。以前の記事で「決勝リーグ」との表現があったが、これは単純ミスで、「決勝トーナメント」の誤り。また、中田選手が大の字になった時、誰も手を差し伸べなかった、と記載したが、事実とは異なり、実際は宮本選手だけは傍らに行ったとの事。謹んで訂正させて頂きます。

ピッチ上の話ではないが、日本代表周辺の動きにレッドカードを進呈したい。
まず、川淵キャプテン。失言かどうかはともかく、日本代表チームの予選敗退の原因を総括することもなく、次期監督選定問題に世間の目を向けさせ、責任を回避した態度は許せない。どこの会社でも売上、利益目標が達成できなかったら、要因を分析し、対策を立てる。上場企業だったら投資家への説明責任がある。ジーコ監督の「敗因は体格が劣っていたから」との説明だけでは株主(この場合はサポーター)は到底納得できない。一発レッドカードだ。
二人目はジーコ元監督。上記の敗因発言に対して1枚目のイエローカードだ。さっさと帰国し、あっと言う間にトルコのプロチーム監督に就任してしまうとは、空いた口が塞がらない。日本代表監督でも2億円近い年俸を得ていたようだが、トルコ・チームのギャラが数段高いらしい。何か余程お金が入用な事でもあるのか、と邪推したくなる。W杯中も次の就職探しをしていたとしか思えない。2枚目のイエロー、即ちレッドカードだ。
最後は中田元選手。W杯が佳境に入ったところで、引退表明とは何事か。プロ野球界でも時々、ペナント・レース真っ盛りの時に引退セレモニーを行ったりする不心得者がおり、苦々しく思っているが、それと変わらない行動である。だいたい、中田がなんぼのものか、と言いたい。ヨーロッパのプロチームでレギュラーにもなれない者をちやほやする方も問題だ。朝日新聞では朝刊一面のトップに掲載したが、何を勘違いしているのか。ジダンやフィーゴと同列に扱う選手ではない事位分からないのか。マスコミも含めてレッドカードだ。

投稿者 北爪 正路 : 13:13 | コメント (0)

2006年07月04日

中田英寿選手

突然引退が発表され、マスコミが大きく取り上げている。外国語も堪能で、周囲と群れないところなどは従来の日本選手にないところである。今回のW杯でもいい読みをしていた。ボールの縫い目がなくなり、ミドルシュートがゴール前で沈んで決まりやすい事を一早く見抜き、2戦目の前からミドルシュートの練習に精出していた。実戦でも、いつもより多くミドルシュートを放ったが、残念ながらバーの手前で沈むようなシュートは出なかった。
名選手ではあるが、ここ数年は伸び悩んでいたのではなかろうか。所属チームでも定常的にレギュラーの座を確保していなかった。今回の引退劇も、自分の限界を知ってしまったからではなかろうか。もう一つ考えられるのは、自分は団体競技には向かないと思ったからではないか。最初はチームに溶け込もうと努力したようだが、「仲良しクラブでない」発言や試合中の他の選手への叱咤激励などで、すっかり浮いてしまったようだ。決定的なのはブラジル戦後、大の字になった時、チームメートが誰も手を指し伸べなかった事であろう。筆者個人的には、広告に出すぎたように思うし、ファッションも頂けないと思った。

投稿者 北爪 正路 : 18:43 | コメント (0)

日本代表監督の責任と権限

オシムが監督になりそうだが、監督の責任と権限は分かりにくい。若手有望選手が育ってこないことは、監督としてもどうにもならないと思う。決定力のある若手の発掘、育成は急務ではあるが、具体的には対策が見当たらない。困ったもんだ。
先日、仲間内で若手発掘対策をネタに飲んだが、「天才肌の選手は貧しい地区で裸足でストリートサッカーをやっていたようなところから出ている。日本は豊かな家庭の子弟がサッカースクールなどに通っているが、そこからは育ってこないのではないか。貧乏な国にならないと駄目だ」との珍説まで飛び出した。それほど対策は見つからないのである。

投稿者 北爪 正路 : 18:31 | コメント (0)