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2006年05月23日

w杯理想の布陣とメンバー(1)

ワールドカップの開幕まで一ヶ月を切り、日本代表チームのメンバーも決まり、ムードは一段と高まってきた。筆者の周りでは、アルゼンチン対オランダのチケットを手に意気揚々と見せにくる者や、三位決定戦と準決勝のチケットを入手したが、危なくてとても外へは持ち出せないと云う者などがいて、誠に賑やかである。代表選出では久保が落選し、巻が選ばれるというサプライズがあったが、ここでは「自分が監督なら、どう戦い、誰を選ぶか」の見解を述べてみたい。

予選突破のための戦略と戦術
NBC(野球)の世界ではSMALL BASEBALLが成功し、日本が第一回の世界チャンピオンになった。サッカーでもロナウドのような大砲がいない日本チームはSMALL SOCCER戦略をとり、一勝一敗一引分の得失点差によるものでもよいから予選突破を狙うべきである。それでは筆者が考えるSMALL SOCCER戦略とはどんなものか?
まず、日本代表チームは試合の流れの中での得点はほとんど困難である事を自覚すべきだ。悔しいけど、試合直前に600本のシュート練習しても入らないものは入らないのである。決定力不足は毎度指摘されているが、本番前に解決されるとは思えない。日本チームの永遠の課題である。
決定力不足を補うものはずばりセット・プレイでの得点狙いある。もちろんPKを貰えれば云うことないが、ペナルティ・ エリア付近でのフリーキックも確率が高い。ファールを貰う動き、連携プレイが求められる。

決定力不足の陰であまり騒がれないが、リードまたは同点の時に、最後の5分間をどう守り抜くか、という課題もある。ドーハの悲劇もここにあった。一番の弱点は、どこのチームでも同じだと思うが、波状攻撃に耐え切れず、緊張の糸が途切れて、一瞬の隙が出来ることである。敵のペースになった時、跳ね返したボールを如何に長く敵陣でキープし続けるか、である。そのための布陣と選手の起用が求められる。守り疲れないようにし、逆に敵を攻め疲れされるためには、のらりくらり戦法が必要である。そのためのフォーメーションは4バック、それも両サイドが攻め上がる攻撃的なフォーバックではなく、4人でがちがちに守るフォーバックの布陣である。一勝一杯一分け、得失点差による勝ち上がりのための鍵はブラジル戦にある。敗戦はやむをえないとして、如何に失点を少なくするかであり、0-1が理想である。
豪快な、或いは華麗な得点による勝利を目指していない戦略・戦術では面白くも何ともないかも知れないが、サポーターにとって一番面白く、楽しい事は予選を突破することである。冷静に戦うことが求められる。(続く)

投稿者 北爪 正路 : 2006年05月23日 14:02

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