2011年12月19日
天皇杯4回戦川崎:湘南戦観戦記 2011.12.17
今年の天皇杯における川崎のブロックは4回戦、準々決勝戦が等々力競技場開催となり、またこの日の昼間に鹿島が京都に敗れる番狂わせがあり、この先十分に楽しめると思ったのだが、湘南に0:1のまさかの敗戦で今年の公式戦は突然終焉となってしまった。
後になって思ったことだが、ジュニーニョが抜けたチーム力と相馬監督の采配では、この結果も当然と受け止められ、さして怒りも湧いてこなかったのが何とも悲しい。
ブラジル人選手2人の獲得を目指しているようだが、相馬監督の続投では来年も厳しい戦いを強いられるのではないか。フロントの感違いも何とかしなければならないだろう。
昨夜はクラブW杯決勝戦をTVで観て、バルサのパスサッカーに陶酔した。相馬監督もバルサを理想としているのだろうか。真似ようとしても無理だろうけど、川崎でも直ぐに真似られるところが3点ばかりあるように思う。先ずはコンパクトのパスサッカーと云えども両サイド、しかもサイドライン近くに開いて必ず選手がいるところだ。川崎はと云えば守備も攻撃も両サイドを空っぽにしたままだ。2つ目は相手のエースを徹底マークするところだ。ネイマールに対するプジョルの密着マークは見事であった。3つ目はパスを出したらマークを外して走る事だ。バルサの1点目もメッシがパスを出して直ぐにマークを外してフリーになったから生まれたようなものだ。メッシの個人技によるトラップとループシュートばかりが称賛されたが、パス&ゴーのところを評価しなければならないであろう。実は天皇杯で湘南の選手はパスを出した後、オープンスペースへ走り込んでいた。躍動感があった。川崎は湘南に学ぶべきだろう。
と云うことで今年は川崎サポーターにとって辛い1年となってしまったが、来年も気を落とさずに、応援すべきところはしっかり応援し、フロント、監督に対し云うべき事は堂々と主張して行きたいと思いますので、よろしくお願いします。
2011年11月27日
川崎:横浜戦 観戦記 2011.11.26
前日にジュニーニョの退団発表あり。思えばジュニーニョとともに歩んだフロンターレ・サポーター生活であった。初期の頃、ジュニーニョの意外性のあるプレイをみるだけで楽しかった。最近は往年の切れを欠いたものの、依然として切り札的存在であっただけに残念だ。
ホーム最終戦、ジュニの雄姿を等々力でみるのも最後となってしまったが、自らの技で2得点をプレゼントしてくれたのは、いかにもジュニーニョらしい。特に2点目の時の切り返しは往年のプリを彷彿させるものがあった。
試合展開をみると前半は横浜が押し気味で、ここを耐えたのが後半につながったと思う。後半早々にオウンゴールで先制してからは川崎のペースで、試合時間が深まったところで、ジュニの2得点が生まれた。完封したのも大きい。サッカーの流れは面白いもので、前半はセカンド・ボールがことごとく横浜に拾われたのに、後半は川崎が拾えるようになった。サッカーの神様がジュニーニョの活躍を祝福してくれたのだろう。
終了後の挨拶でジュニの目に泪が流れていたが、それをみて、こちらもほろりとしてしまった。(当然か。。。)
来季に向けての現実は厳しい。後任にどんなブラジル選手が獲得できるのか、またチームに馴染めるのか、等課題は山積みだ。センター・バックの補強、フォーメーション等々。。。
本日の試合でもセンター・バックがヘディングで競り勝つのだが、セカンド・ボールは大半が相手側に渡ってしまっていた。技術、フォーメーション両面からの分析と再構築が必要だろう。
2011年11月04日
川崎:大宮戦観戦記 2011.11.03
すっきり勝ち点3を取って残留を確定したい、また久々に等々力でリーグ戦の勝利をみたかったが、開始1分半にゴール前のクリアミスが出て簡単に失点。まさかこれが決勝点になるとは、両軍の選手やスタッフ、サポ-ターの誰しもが考えなかったのではなかろうか。
決定的なチャンスを外した場面もあったが、総論としては川崎は攻めきれず、痛い星を落としてしまった。逆に大宮は残留争いから一歩抜け出す貴重な勝ち点3を獲得した。
川崎不振の原因は相馬監督の戦術の稚拙さと変える事がきない頑なさ、試合の流れを掴む能力の欠如などに尽きるだろう。毎度お馴染みのフォーメーションをみると情けないと云うかむしろあきれ返ってしまった。両サイドに開かないから、憲剛のフィード力を生かしてのサイド・チエンジもままならならず、宝の持ち腐れも甚だしい。これでは先制してがっちり守る相手を崩せないはずだ。
幸い甲府と浦和が負けたので、一息ついた感じだが、未だ油断は禁物だ。前節まで、同勝ち点で得失点差が少ない新潟が上にいたが、この日、柏に大敗し得失点差で並び、総得点が上の川崎が負けたにもかかわらず(暫定だが)順位が上ると云う珍しい現象が起きた。その後、神戸が勝ち正式順位は12位のままとなったが、このような事に楽しみを見出すしかないとは情けない限りだ。
2011年10月24日
川崎:新潟戦観戦記 2011.10.16
ホームの新潟戦、アウエイ戦の仇を打ちJ1残留を確実にしたいところだ。しかも相手は試合間隔が短く、久々にホームでのリーグ戦勝利をみたいところであったが、結果は1:2の敗戦であった。
敗因は色々あると思うが、今の力関係が反映したものと云える。最近の勝利は、下位のチームが相手ながらも、アウエイ戦であり、試合間隔が相手よりも短いと云うハンデがあり、謙虚な姿勢で臨んだ山形戦と甲府戦の2試合であった。相手よりも下手に出たところがよかったと思う。今の実力から云えば、ホーム戦で相手が下位のチームであろうが、同じような姿勢で臨まなくては勝てないのではないだろうか。天皇杯でJFLのチームを相手に苦戦しているところをみれば、暴論でもないだろう。
前半戦で調子がよかった頃を懐かしんでいてはだめだ。あの頃は、各チームも仕上がっていなかったし、川崎の戦い方の研究も進んでいなかったためだと理解して欲しい。
テセ、川島が移籍し、レナチーニョやヴィトールが抜けた穴が埋まらない状態では、そもそものチーム力が下位クラスである事を認識し、下位チームとしての戦い方を採用すべきだ。こんなはずではなかった、と思ったらお終いだ。
決定的なのは、CBの弱さだ。CBの問題は昨年から兆候があったが、何ら手が打たれていない。試合後の新丸子での選評会(と云う飲み会)でも、他のグループから、思わず同意見だと云う飛び入りがあった。この試合でもカウンター2発にCBが対応出来ず失点してしまった。
浦和も降格圏内に突入し、残り試合はがむしゃらにくるだろう。川崎の関係者が、「まさか、うちは大丈夫」と安心しているとしたら大変な事になるかも知れない。昨年のFC東京がそうだったように。